コツコツとランニングを続けてます
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Photo:Running by Coolidge Corner By jpo.ct
昨年 11 月から始めたランニングですが、コツコツとマイペースで続けています。で、以前の記事でも書いた通り、そろそろちゃんとした情報を仕入れた方が良いだろうということで、次の 3 冊の書籍を購入し、それらを読み終えました。初心者が知っておくべきことが多く含まれていたので、まとめておきます。
ランニング・スタート・ブック (趣味の教科書) | ||||
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走る前に読む!ランニングの取扱説明書(トリセツ) | ||||
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マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ (角川SSC新書) | ||||
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1.極度に太っている人がいきなり走り始めるのは危険
ランニングの負荷は、ウォーキングの 3 倍以上と言われています。例えば、体重が 60kg の人は、180kg 以上の負荷がかかることになります。ダイエット目的でランニングを始める人も多いと思いますが、痩せたいことが先立って、いきなり負荷の高い運動をすることは、精神的にきついばかりでなく、体への負担も大きいのです。折角、痩せようと思い立っても、これではすぐに挫折してしまいかねません。
はやくランニングを始めたい気持ちはわかりますが、標準体重を大きく超えている人は、はやる気持ちを抑えて、まずはウォーキングから始めましょう。ウォーキングでも十分な運動効果があります。
2. シューズ選びからアクセサリーまで、装備は大切
平日に何度かランニングしようと考えた場合、場所は街中になる人が多いと思います。その場合、路面はアスファルトなので、土の上を走るときよりも体への負担は大きくなります。固い路面を走るときにはクッションの厚いものを選んだり、自分自身の足に合うものを選ぶなど、きちんとした装備で走ることにより、怪我の予防にもなります。書籍には色々とアドバイスも書いてありますが、専門店で相談するのが一番良さそうです。
3. ランニング前後のストレッチ
これは、言うまでもありませんね。でも、書籍を読むまでは、いきなり走り始めて、シャワーを浴びておしまい!という感じでした。最近でも、ちょっと手抜きをしてしまうこともありますが、、、人間の体も消耗品なので、怪我をせずに快適なランニングを続けていくためにはメンテナンスは大切です。特に、十代、二十代の若い人達は、いきなり走り始めても平気かもしれませんが、これから長くランニングを続けたいと思うなら、少しでもランニング前後にストレッチを行うことをおすすめします。
体のメンテナンスというと、イチロー選手が頭に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。イチロー選手は 40 歳ぐらいだと思いますが、体の動きからは衰えを感じません。彼が若い頃から、体の手入れを非常に大切にしていることは有名ですね。少しでも見習いたいものです。
4. 食事のバランスや摂取するタイミング
今回読んだ書籍では、それほど詳しくは取り上げられていませんでしたが、食事の重要性は言うまでもありません。例えば、骨などは、破骨細胞と骨芽細胞があり、数ヶ月後の骨は、今の骨とは全く違うものになっているそうです。よく女性が過度のダイエットが原因で骨粗しょう症になってしまう問題が取り上げられることがあります。体のためになるはずのランニングが、食事が祖末なことによって、体を悪くしてしまう可能性もあります。
きちんと三食、そしてできれば決まった時間に取るように心がけましょう。
5. 自分の状況にあった無理の無い段階的なトレーニング
コツコツとランニングを続けていくと、徐々に体も慣れて、最初の頃より速く走れるようになり、長い距離を走れる体もできてきます。そうなると、マラソン大会にでも出てみようかな?という気持ちになる人もいると思います。
小出監督が書かれている本は、書籍名がそのままズバリですが、「マラソンは毎日走っても完走できない」そうです。私は過去、ハーフマラソンの距離を走ったのが最長ですが(十代の頃ですが(笑))、フルマラソンを走る市民ランナーは、30 キロ地点を過ぎると、急に失速する人が多いそうです。今回は初心者向けのことを書いていますが、将来的にフルマラソンを目指すなら、毎日の積み重ねが重要になってくるので、最初から先のことを頭に入れておいた方が良いでしょう。
詳しいことは書籍で!!
今回は要点だけをまとめましたが、各項目について、より詳しいことは書籍に書かれています。小出監督以外の 2 冊は、初心者向けにストレッチの方法なども非常に詳しく書かれています。
小出監督の書籍は、監督が育てた有名なランナーのお話や、より実践的なお話も書かれていて、読み物としても十分に楽しめる内容です。是非、ご参考にしてみてください。